Home 太陽光メンテナンス シャープ製の太陽光メンテナンス費用はいくら?定期点...

シャープ製の太陽光メンテナンス費用はいくら?定期点検やパワコン交換の相場をプロが分かりやすく解説!

太陽光メンテナンス

新築住宅や戸建てに設置した太陽光発電が10年を超えると、目に見えない機器の劣化によって本来得られるはずの売電収入を静かに失うリスクが高まります。シャープ製の太陽光メンテナンスでは、エラー表示の有無だけで正常とは判断できず、早めの専門点検で原因を切り分けることが、不要な修理費や発電ロスを抑える近道です。株式会社一和が直近で点検したシャープ製の10〜15年目の物件50件では、モニターにエラーが出ていないにもかかわらず、18件(36%)で接続箱内の不具合や1系統の絶縁低下が見つかり、発電量が20〜30%低下していたケースもありました。

シャープ製の太陽光メンテナンスを検討する際、多くの方が費用への不安やメーカー公式点検と民間点検の違いについて疑問を抱かれます。公式の仕組みとして4年に1度の有償安心点検やまるごと15年保証、出力20年保証が用意されていますが、点検の枠組みだけで安心していると、突然のパワーコンディショナ停止による発電停止や高額な機器交換費用に直面しかねません。実際に、4.5kWシステムで5〜7月の発電ピークに停止を1か月半放置した現場では、売電損失が月約2万8,000〜3万6,000円に及んだ例もあります。

また、良かれと思って行うご自身での高圧洗浄や危険な屋根上作業は、モジュールの絶縁不良や保証対象外を招く重大な要因となります。ハウスメーカーや工務店の設置から年月が経ち、施工店と連絡が取れない状態でも、プロによる正しい絶縁測定や屋根部分を含めた総合点検を行えば無駄な出費を確実に防げます。5,000件超の施工・点検に携わり、JPMA加盟店として他社施工の設備にも対応してきた経験から、パワコンの不調は部分修理・後継機への単体交換・蓄電池を含む更新を、機器全体の状態と今後の使用年数で比較することが重要です。本記事では、シャープ製システムの点検費用相場からパワコン交換の適正価格、手元に残る現金を最大化する具体的な保守手順まで、現場のプロが分かりやすく解説します。

目次

シャープ製の太陽光メンテナンスは本当に必要?放置で大損する発電リスクと落とし穴

新築一戸建てを購入した際にシャープ製の太陽光パネルを屋根に設置し、10年以上の歳月が流れたご家庭も多いのではないでしょうか。

「今まで順調に売電できていたし、特にエラーも出ていないから点検なんて不要では?」と感じるかもしれません。しかし、精密機器である太陽光発電システムをノーメンテナンスで稼働させ続けることには、家計を揺るがすリスクが潜んでいます。

一般的には「モニタにエラーがなければ問題ない」と言われがちです。しかし、株式会社一和で5,000件以上の太陽光・住宅設備の現場に関わってきた私たちの経験では、エラー表示がないまま発電量だけが落ちているケースを少なからず見てきました。

実際に、直近で点検したシャープ製・設置10〜15年程度の50件を確認したところ、18件、割合にして36%で、所有者が自覚していない不具合が見つかりました。接続箱内のヒューズ溶断や、1系統の絶縁低下などが原因で、全体の発電量が20〜30%低下していた事例です。

見た目には普通に動いているからこそ、異常に気づきにくい。そこが太陽光発電の難しさです。

太陽光発電はメンテナンスフリーという業界の古い常識を疑うべき理由

かつて新築住宅の販売現場やハウスメーカーの営業トークでは、「太陽光発電はメンテナンスフリー」と説明される場面もありました。しかし、太陽光発電設備は屋外で長期間稼働する電気設備であり、点検や維持管理を前提に考える必要があります。

屋外の過酷な環境にさらされ続ける太陽光システムは、風雨、紫外線、気温差、鳥害、落ち葉などの影響を受けます。住宅用太陽光発電でも、日常的な目視確認や保守点検・維持管理計画を検討することが求められています。

設備の設置年数主に発生しやすいトラブル放置した場合の影響
1〜4年目初期不良、配線の緩み発電量の取りこぼし
5〜9年目汚れ、コーキング・配線被覆の劣化発電効率低下、雨水侵入のリスク
10〜15年目パワコン内部基板・冷却ファンの劣化、絶縁不良発電停止、修理・交換費用の発生

点検を先延ばしにすると、売電収入だけでなく、自家消費できたはずの電気も失われます。特に設置から10年を超える頃は、パネルより先にパワーコンディショナの不具合が出始めることがあります。

パネルの破損や汚れによる発電量低下と発熱トラブルのメカニズム

屋根の上にある太陽電池モジュールは、鳥の糞、落ち葉、黄砂、飛来物、微細なひび割れなどの影響を受けます。

一部に強い汚れや影がかかると、その部分が受光しにくくなるだけでなく、電気抵抗となって局所的に温度が上がるホットスポットにつながる場合があります。シャープも、鳥の糞などの著しい汚損により受光障害やセル温度の上昇が起こる可能性に言及しています。

  • 汚れや影によって一部セルの温度が上がる
  • 発電量が落ちても、室内モニタだけでは原因を特定しにくい
  • マイクロクラックや浸水が進むと、絶縁不良や回路異常につながる場合がある
  • 配線被覆が紫外線や鳥害で傷むと、漏電や停止の原因になることがある

泥や砂、鳥の糞などが固着している場合、雨だけで完全に落ちるとは限りません。ただし、安易な屋根上清掃は危険です。発電量の変化と外観の異常を確認し、必要に応じて専門業者に相談することが現実的です。

パワーコンディショナの経年劣化が招く突然の停止と売電ストップのリスク

太陽光パネルで発電した直流電力を、家庭で使える交流電力に変換するパワーコンディショナは、太陽光発電システムの中核となる機器です。一般に、10〜15年程度を一つの更新検討時期として考えるケースが多くあります。

パワコンの内部には、冷却ファン、コンデンサ、電子基板などが組み込まれています。設置年数が進むにつれ、ホコリの蓄積、熱による負荷、部品の経年劣化が重なります。

株式会社一和の点検・交換現場では、シャープ製パワコンで「J-96」表示が出た機器の平均経過年数は11.4年でした。屋外型のJH-40HB2やJH-M0C2などで相談を受けることがありますが、実際の原因や修理可否は型番・設置環境・内部の状態によって異なります。

また、4.5kWシステムで、5〜7月の発電量が多い時期にパワコン停止を約1か月半放置したケースでは、売電相当の損失が月あたり約28,000〜36,000円となった事例がありました。契約単価、設置地域、天候、システム容量で数字は変わりますが、停止に気づくのが遅れるほど影響は大きくなります。

シャープ公式の有償安心点検サービスとは?定期点検内容とリアルな費用感

わが家の太陽光発電が順調に動いているように見えても、機器内部や屋根上の配線では劣化が進んでいることがあります。

シャープでは、対象システム向けに長期保証やモニタリングサービスを用意しています。点検の具体的な内容、費用、対応可否は製品の型番や販売店、設置状況によって異なるため、契約内容と保証書を確認することが大切です。

株式会社一和で行う現地点検では、電気的な測定だけでなく、屋根まわり、架台、接続箱、配線、パワコン周辺まで確認します。点検費用は内容や高所作業の有無で変わりますが、一般住宅の初期診断では数万円程度から検討される方が多いです。

メーカー点検・専門点検で確認する主な項目

点検対象エリア主な点検項目確認する危険サイン
太陽電池モジュール割れ、汚れ、架台、固定部ホットスポット、ズレ、破損
パワーコンディショナ運転音、温度、異臭、履歴冷却ファンの摩耗、内部劣化の兆候
接続箱・配線端子、ヒューズ、被覆、固定状態緩み、腐食、動物被害、絶縁低下
電力モニタ発電推移、エラー履歴頻発する停止・通信・系統異常

太陽電池モジュールの絶縁抵抗測定からエラー履歴の確認までプロが診るポイント

現場で重視するのは、目視だけではなく測定値です。

専門的な測定項目測定の目的とチェック内容
絶縁抵抗測定配線・モジュール・接続部に漏電の兆候がないか確認
開放電圧・動作特性系統ごとの電圧バランスを確認し、異常回路を絞り込む
サーモグラフィ異常発熱やホットスポットの有無を確認
エラー履歴の解析一時停止や繰り返し発生する異常の傾向を読む

シャープ製の集中型パワコンでは、複数ストリングのうち1系統だけに問題が起きても、残りの系統で発電を続けるため、所有者が発電ロスに気づかないことがあります。

私たちが対応したお客様でも、電気代が以前より高くなったことをきっかけに確認した結果、1系統が停止し、約3年間にわたり発電量が約25%低い状態だった事例がありました。すべての機器で同じ現象が起きるわけではありませんが、「エラーなし=全系統が正常」とは限りません。

有償点検と修理作業の違いおよび発生する費用について知っておくべき注意点

点検は、現状を把握するための作業です。不具合が見つかった場合の部品代、交換工事、足場、高所作業、配線改修などは、別途見積もりとなるのが一般的です。

  • 点検当日に修理まで完了するとは限らない
  • 部品在庫がない旧型機種では、修理ではなく交換になる場合がある
  • 落雷、台風、飛来物などが原因の故障は、メーカー保証の対象外となることがある
  • 保証の適用範囲は契約内容・製品型番・故障原因によって異なる

点検前には、保証書、設置時の契約書、型番、過去の修理履歴を用意しておくと、判断が早くなります。

シャープの太陽光保証制度を徹底比較!まるごと15年保証と出力20年保証の損しない適用条件

太陽光発電を導入して10年近く経つと、保証が残っているのか、何が対象なのか分からなくなる方も少なくありません。

シャープの保証には、機器保証とモジュール出力保証があり、対象モデルや申込時期によって条件が異なります。現在の制度と設置当時の制度が同一とは限らないため、必ず保証書と設置時資料を確認してください。

基本となる10年間の機器保証と有償のまるごと15年保証の違い

シャープでは、設置時に10年保証または有償のまるごと15年保証を選ぶ制度があります。まるごと15年保証は、原則として引渡し後1か月以内の申込みが必要で、途中加入はできません。

比較項目10年保証まるごと15年保証
対象対象機器・契約内容による対象機器・契約内容による
保証期間設置・引渡しから10年設置・引渡しから15年
申込み製品・契約条件による原則として引渡し後1か月以内
注意点故障原因や対象外条件の確認が必要途中加入不可、対象機種の確認が必要

10年を超えた時点で故障が出ても、15年保証に加入していれば対応できる場合があります。一方で、保証期間中でも自然災害や施工外の要因など、対象外となるケースはあります。

太陽電池モジュールの出力低下を長期で守る出力20年保証の正しい使い方

モジュール出力保証は、日々の売電額を保証するものではなく、規定条件下で測定したモジュール出力値が保証条件を下回った場合に適用を判断する制度です。

シャープの対象製品では、モジュール出力20年保証が用意されています。ただし、対象機種、出力保証値、測定条件、故障判定・交換費用の扱いは制度ごとに異なります。

発電量が下がったからといって、すぐに出力保証が適用されるとは限りません。汚れ、影、季節、天候、パワコンや配線の不具合など、発電量に影響する要因が複数あるためです。

自然災害や落雷による故障時にメーカー保証と火災保険を使い分ける考え方

台風の飛来物、落雷、雹、強風などが原因の損傷は、通常の機器保証とは別に火災保険の対象となることがあります。

ただし、保険適用の可否は保険契約と事故原因によります。まずは機器の電源操作をむやみに繰り返さず、現場写真、エラー表示、被害状況を残したうえで、施工店・メーカー・保険会社へ順に相談することが重要です。

自分でできる日常点検とプロによる精密点検の違い!思わぬ故障を招くやってはいけないNG行動

点検区分主な確認項目実施頻度の目安目的
日常点検モニタ、エラー、地上からの外観月1回程度異常の早期発見
精密点検絶縁抵抗、電圧、熱画像、屋根・配線確認設置年数や状況に応じて見えない異常の把握

モニタに表示される発電量やエラー履歴を自宅で定期チェックする手順

毎月決まった日に、モニタの発電量とエラー履歴を確認する習慣をつけましょう。

晴れた日の発電量を前年同月と比較し、極端な差がないかを見るだけでも、早期発見につながります。d系、J系などの表示が出た場合は、型番に対応する取扱説明書で確認し、頻発する場合は施工店へ相談してください。

一時的な系統電圧の変動などで復帰する場合もありますが、同じエラーが繰り返される場合、放置はおすすめできません。

屋根上作業の落とし穴

屋根の上に自分で登ることは避けてください。太陽電池モジュールは人が乗るために設計されたものではなく、落下事故だけでなく、見えないひび割れや屋根材の破損を招くおそれがあります。

屋根材を踏み抜いたり、架台まわりの防水層を傷めたりすると、後から雨漏りの原因になることもあります。屋根上の確認は、安全対策と電気知識を備えた事業者へ依頼するのが基本です。

絶対にNG!高圧洗浄機を使ったパネル清掃

家庭用高圧洗浄機で太陽光パネルを洗うのは避けましょう。高圧水がフレームや接続部に入り込むと、浸水や電気系統の不具合につながる可能性があります。

また、水道水のミネラル分が乾いて白い跡として残り、かえって受光を妨げることもあります。汚れが気になる場合は、作業方法を自己判断せず、施工店や専門業者に相談してください。

パワコンの寿命は10年から15年!エラー頻発時の修理と気になる交換費用の相場

太陽光発電システムの心臓部であるパワーコンディショナは、太陽電池モジュールより先に更新時期を迎えることがあります。

異音や売電抑制などの前兆とエラー表示が出た際の初期対応

現場で見られる前兆には、次のようなものがあります。

  • 「キーン」「カタカタ」など、冷却ファンからの異音
  • 本体周辺の異常な熱さや焦げたようなにおい
  • 晴れているのに発電量が低い状態が続く
  • モニタへのエラーコード表示
  • ブレーカーを操作すると一時復帰するが、数日後に再発する

「J-96」が出たからといって、必ず同じ故障箇所とは限りません。再起動で一時的に復帰する場合もありますが、何度もリセットを繰り返すのは避けるべきです。

私たちは以前、13年目のシャープ製パワコンでJ-96表示が出たお客様に対し、出費を抑えるため制御基板のみを約9万円で交換したことがあります。いったん復旧し、お客様にも喜んでいただけました。

しかし約7か月後、今度は冷却ファンがロックし、別のd系エラーで完全停止しました。さらに調査すると主回路側の劣化も疑われ、最終的には新品パワコンへの交換となりました。

当時は、目先の負担を軽くする判断をしたつもりでした。しかし、結果として部分修理費と交換費の二重負担、発電停止の不安をお客様に与えてしまいました。

この経験以降、株式会社一和では、10年を超えた機器について部分修理だけを勧めるのではなく、機器全体の状態、部品供給、今後10年の使い方を含めて、修理・単体交換・蓄電池導入の選択肢を比較してお伝えしています。

パワコン単体の交換にかかる費用相場と工事費用の内訳

交換費用は、機種、容量、屋内・屋外設置、配線改修の要否で変動します。

株式会社一和で、既存配線を活用しながら後継機へ単体交換する場合の実績では、本体・標準工事・既存機器の処分・設定を含めて約22万〜28万円、工事時間は約3.5時間が一つの目安です。

項目費用目安主な作業内容
パワコン本体機種・容量により変動後継機または適合機器の手配
撤去・処分内容により変動旧機器の取り外し、適正処分
電気工事内容により変動配線接続、設定、絶縁確認
試運転内容により変動発電・連系・モニタ確認
総額の例約22万〜28万円標準工事を含む一和の実績例

一方で、メーカー出張点検と基板交換の場合、約7万〜12万円程度の見積もりとなることがあります。ただし、旧型機種は基板在庫が終了し、修理不可となる場合もあります。

卒FITを迎えた住宅でパワコン交換と同時に蓄電池を導入するメリット

卒FITの時期とパワコン交換時期が重なる住宅では、蓄電池を含めた更新を検討するケースもあります。

ハイブリッド蓄電池システムへの切替は、株式会社一和の実績では約130万〜180万円、工事はおおむね1日、約6時間程度が目安です。もちろん、単体交換より初期費用は上がります。

ただし、昼間に発電した電気を夜間に使いたい、停電時の備えを持ちたい、今後の電気料金を見据えて自家消費を増やしたいという家庭では、検討する価値があります。売電単価、電気使用量、家族構成、屋根の発電量によって最適解は異なります。

設置業者が倒産して連絡がつかない場合の対処法と優良点検業者の賢い見極め方

施工店と連絡が取れなくなった太陽光難民が増加している背景

太陽光発電を設置した販売施工店や工務店に連絡したところ、倒産・撤退・事業終了で相談できなかったという声があります。

特に2010年代前半に設置された住宅では、パワコンが更新期に入り始める時期と、施工店の連絡先が分からなくなる時期が重なることがあります。

施工店がなくなっていても、太陽光パネルまで全交換が必要とは限りません。機器構成、パネルの状態、接続方式を確認し、適合する後継パワコンやハイブリッド機器を選べれば、屋根上のモジュールを活かしたまま復旧できる場合があります。

太陽光発電安全保安協会への加盟など確かな技術力と安全管理基準を持つ会社の特徴

点検業者を選ぶ際には、価格だけでなく、電気工事・屋根・防水まで見られる体制があるかを確認してください。

株式会社一和は、太陽光発電安全保安協会(JPMA)に加盟し、太陽光設備の保守・安全管理に関する知識と現場経験をもとに対応しています。

チェック項目確認したい内容
資格・経験電気工事士などの資格者が対応するか
点検内容目視だけでなく、測定・写真・報告があるか
見積書本体、工事、処分、追加工事の範囲が明確か
対応範囲他社施工物件、旧型機種にも相談できるか
説明修理・交換・蓄電池の選択肢を比較してくれるか

無料点検を謳う悪質な訪問販売業者に騙されないための防衛策

「近所で工事をしているので無料で見ます」「今すぐ交換しないと危険です」と突然訪問する業者には注意が必要です。

  • 突然訪問した業者を、その場で屋根へ上げない
  • 当日契約や極端な値引きを急かされても即決しない
  • 写真だけで判断せず、測定データや見積書の内訳を確認する
  • 「シャープは部品がないので全交換しかない」と言われても、別の施工店に確認する
  • 不安な場合は、家族や第三者に見積書を見てもらう

「部品供給が終わっている型番がある」という説明は事実の場合があります。しかし、それだけで屋根のパネルを含めた全面交換が必要になるとは限りません。セカンドオピニオンを取ることが、判断の偏りを防ぎます。

10年後も20年後も安心して発電を続けるための住まいトータルメンテナンス術

太陽光発電は屋根の上にある設備だからこそ、電気系統だけでなく、屋根と防水の状態も一緒に見る必要があります。

屋根材や防水層の劣化を太陽光パネルと一緒に総合点検する重要性

設置から10年を超えると、パワコンだけでなく、架台固定部、屋根材、コーキング、防水紙、配線ルートにも経年変化が出ることがあります。

点検対象箇所放置した場合に起きるリスク同時点検の意義
屋根材・瓦・スレート割れ、ズレ、雨水の侵入雨漏りの早期発見
架台・固定金具緩み、止水材の劣化防水性能の確認
配線・配管被覆硬化、鳥害、固定部の劣化漏電・断線の予防
パネル下の屋根面目視しにくい劣化の進行将来の補修計画に役立つ

屋根工事が必要になった後でパネル脱着を行うと、工事が二度手間になる場合があります。太陽光の点検時に屋根の状態も把握しておくと、将来の修繕計画を立てやすくなります。

地域密着で積み重ねた施工実績に裏付けられた安心感

太陽光設備は、カタログ上の知識だけで対応できるものではありません。屋根の勾配、設置方法、既存配線、地域の気候、築年数によって、確認すべき箇所が変わります。

株式会社一和では、他社施工の太陽光発電システムについても、現場を確認したうえで対応可否を判断しています。悪い部分だけを伝えるのではなく、測定値、写真、工事の必要性、今後の選択肢をできるだけ分かりやすくお伝えすることを大切にしています。

あなたの大切な住まいを守る長期的な保守サポートと相談窓口の選び方

太陽光システムは、壊れたら買い替えて終わりの家電ではありません。屋根・防水・配線・パワコン・蓄電池が関わる、住まいのインフラです。

失敗しない相談窓口選びでは、次の3点を確認してください。

  1. 電気工事と屋根まわりの両方を理解した担当者がいるか
  2. 部分修理、パワコン交換、蓄電池導入を比較して提案してくれるか
  3. 点検後も、緊急時や将来の更新について相談できるか

発電量が下がった気がする、モニタに見慣れない表示が出た、施工店と連絡が取れない。そのような段階で相談することが、結果的に大きな停止や不要な工事を避けることにつながります。

よくある質問

シャープの太陽光でJ-96エラーが出たら、リセットして様子見で大丈夫ですか?

一度だけの表示で復帰する場合もありますが、数日以内に再発する、異音や発熱を伴う場合は点検をおすすめします。株式会社一和の点検事例では、J-96が出た機器の平均経過年数は11.4年で、内部部品の劣化が重なる時期でした。

シャープ製太陽光発電はエラー表示がなければ点検不要ですか?

エラーがなくても、1系統だけの絶縁低下やヒューズ溶断で発電量が20〜30%下がる場合があります。直近50件の点検では、18件、36%で所有者が気づいていない不具合が確認されました。

シャープの太陽光パネルは自分で高圧洗浄しても大丈夫ですか?

高圧洗浄機による清掃はおすすめできません。水圧で接続部やフレーム周辺に負担がかかる可能性があり、屋根上作業には転落やパネル破損の危険もあります。

シャープ製パワコンの交換費用はいくらですか?

容量や配線状況によって異なりますが、株式会社一和での後継機への単体交換実績では約22万〜28万円が目安です。本体、標準工事、既存機器の処分、設定を含む条件で、工事時間は約3.5時間でした。

シャープの太陽光を設置した業者が倒産した場合、どこに相談すればよいですか?

メーカー窓口のほか、他社施工物件に対応できる電気工事・太陽光メンテナンスの専門店へ相談できます。パネルが正常であれば、20万円台からのパワコン交換で復旧できる場合もあるため、すぐに全面交換を決める必要はありません。

太陽光パネルの汚れで発電量はどのくらい下がりますか?

汚れの種類、面積、影のかかり方、設置角度によって差があるため、一律には判断できません。鳥の糞などが一部セルを覆うと、発電低下だけでなく局所的な温度上昇につながることがあります。

卒FITならパワコン交換と蓄電池導入を同時にした方が得ですか?

売電量、電気使用量、停電対策の必要性によって異なります。蓄電池を含むハイブリッド化は約130万〜180万円の実績がありますが、単体交換より初期費用が高いため、10年単位の電気代と生活設計で比較することが重要です。

引用・参照元

著者紹介

著者 – 湯川 一輝(株式会社一和 代表取締役)

太陽光発電の施工や点検に携わるなかで、設置から10年以上が経過したシャープ製システムのご相談をいただきます。特に現場で痛感するのは、「メンテナンスフリーだと思い込み、パワコンが故障して発電が完全に止まるまで何年も放置されていた」というトラブルの多さです。

実際に現地へ伺うと、売電収入が途絶えていただけでなく、良かれと思ってお客様ご自身が高圧洗浄機でパネルを洗い、モジュールの絶縁不良を起こしてメーカー保証の対象外になってしまったという痛ましいケースにも直面してきました。また、当時の設置業者が倒産して点検を受けられず、訪問販売業者の高額な請求に不安を抱く「太陽光難民」の方も少なくありません。

当社では5,000件を超える施工実績と太陽光発電安全保安協会(JPMA)の安全基準に基づき、他社施工の設備点検にも対応してきました。10年後、20年後も安心して発電を続けていただくため、メーカー保証の正しい知識や適正な点検・交換費用をお伝えしたく、本記事をまとめました。

お問い合わせはこちら

住宅太陽光メンテナンス・リフォームを中心としたお家のサポートを行なっております。

  • 電話のご相談

    受付時間 9:00〜20:00

  • 24時間受付OK!ご依頼の有無に関わらず、
    お気軽にお問い合わせください

ご相談
無料

company

会社名
株式会社一和
代表
湯川 一輝
所在地

〒572-0855
大阪府寝屋川市寝屋南2-14-6

〒660-0806
兵庫県尼崎市金楽寺町2-30-22

〒276-0023
千葉県八千代市勝田台1-48-12

〒450-0002
愛知県名古屋市中村区名駅3-26-8 KDX名古屋駅前ビル13F

〒700-0907
岡山県岡山市北区下石井1-1-17 アクロスキューブビル2F・3F

電話番号
0120-857-517
FAX
072-812-3511
設立
令和3年7月21日
資本金
1000万円
事業内容
  • リフォーム 住宅工事

    屋根・住宅設備工事・塗装・内装・足場・電気 ・その他リフォーム工事一式

  • IH エコキュート 太陽光発電システム
  • 住宅メンテナンス事業
  • 不動産売買 仲介
顧問弁護士
中之島中央法律事務所
垂水祐喜
主要取引銀行
三菱UFJ銀行 寝屋川支店
京都信用金庫 寝屋川支店
枚方信用金庫 寝屋川西支店
加盟
太陽光安全保安協会 JPMA
LIXILリフォームネット登録店 会員No.803973
主要許認可
[建設業許可] 大阪府知事許可(般-6)第162853号
[宅建業許可] 大阪府知事(1)第64604号
[古物商番号] 62227R035619

CONTACT

お問い合わせはWebフォーム、またはお電話にてお気軽にご連絡ください。

公式LINEでお問い合わせ

お友達追加はこちら

メールでのお問い合わせ

お問い合わせフォーム

電話でのお問い合わせ

0120-857-517 受付時間 9:00〜20:00

「LINE」と「お問い合わせフォーム」は24時間・年中無休で受付中!お気軽にお問い合わせください!

お問い合わせフォームは24時間・年中無休で受付中!